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WiFi環境の改善におすすめアプリ【家でWiFiが繋がらない人必見】

こんにちは、ケニーです。

本日もリモートワークで家で仕事をしています。家で仕事をすることが多くなり、インターネット環境の重要性が増してきたように思います。

  • 家でどうもWiFiが繋がりにくい場所や部屋がある
  • WiFiルータを買ったがどこに置けばよいのかわからない
  • WiFiがどうも遅くなってきている気がする
  • Wifiのスピード実際はどのくらいなの
  • 中継器が良いって聞くけど、我が家には必要?

こんな悩みやWiFiに不満を持つことも多いのではないでしょうか。

本記事では、ネットワークに関して詳しくない人でも簡単に使えるWiFi環境の改善に役に立つアプリ「WiFiman」を紹介します。

本記事の内容

WiFi環境の改善におすすめアプリ「WiFiman」の紹介

  • Wifiチェックアプリ「WiFiman」とは
  • WiFimanの便利な使い方

僕は仕事でWiFi環境をスポーツ施設内で構築する仕事もしています。その際にいつも重宝しているのが「Wifiman」です。

家に光インターネットを引いた際も、Wifiルータの設置場所、中継機の有無を判断するために使用しました。

世の中には数多くのWifiをチェックするためのアプリがありますが、無料のわりに痒い所に手が届く神アプリの一つです。広告がないのも良い点の一つです。

意識することはないが、家で毎日必ず使うインターネット環境。

ネットワーク環境がより良くなると、日々の生活・在宅ワークの効率があがります。またネットワークによるストレスも改善できますよ。

WiFiチェックアプリ:WiFiman(WiFiマン)とは

「WiFiman」は、UniFiシリーズを販売しているUbiquiti Networks製の無料スマートフォンアプリ。WiFi環境とパフォーマンスのチェックや分析、改善に使用できます。

主な使用用途としては以下が挙げられます。

  • ネットワークリストの確認
  • チャネルグラフの確認
  • 同じネットワークに接続されている機器の確認
  • 接続中のアクセスポイントの電波状況をリアルタイムで確認
  • スピードテストの実行

それではそれぞれの機能を説明します。

Network List – ネットワークリストの確認

近くのアクセスポイントをすべて一覧表示させることができ、さらに自分がどのアクセスポイントに接続されているかも表示されます。またそれぞれチャネルや信号強度も一覧で同時に表示が可能。

信号強度については、-30dBm(デシベル)が達成可能な最大の信号強度となり、低くなればなるほど信号強度は低くなります。

webの閲覧などシンプルなタスクの場合-70dBmで十分な信号強度と言われていますが、動画等を見る場合、-67dBm以上が良好な信号強度と考えると良いでしょう。

さらにネットワークの上級者にとっては便利な機能も付いています。例えば、アクセスポイントを選択することで、チャネルや信号強度に加えて、チャネル幅やアクセスポイントまでの距離等といったさらに詳細な情報を確認できます。

また、2.4GHz帯・5GHz帯の両方に対応しているだけでなく、Bluetoothの状況もチェックすることも可能です。

Channel Graphs – チャネルグラフの確認 【上級者向け】

2.4GHz帯・5GHz帯の両方のチャネルの利用状況が、周辺のアクセスポイントが確保しているチャネルと帯域幅、信号強度と比較してグラフィカルに表示されます。

WiFiのチャネルを変更することで干渉の少ないチャネルへ接続でき、安定した通信環境を確保することができます。

Device Discovery – 同じネットワークに接続されている機器の確認

接続されている端末と同じネットワークに接続されている機器を一覧表示できる機能です。リスト内の機器を選択することで、端末の名前やモデルといった機器の詳細やIPアドレス、Pingの値やパケットロスの状況も確認できる。

Speed Test – スピードテストの実行

これはよくある接続されているネットワークのスピードを計測できる機能です。もちろんDownloadスピードとUploadスピードの両方のテストが可能。

Wi-Fi Link Analyzer – 接続中のアクセスポイントの電波状況をリアルタイムで確認

Wi-Fi Link Analyzerでは、信号強度をリアルタイムに確認することが可能。同じ空間の中でも場所により信号強度が異なるので、携帯を手に持ちながら歩き、信号強度の変化をリアルタイムで確認することができます。

信号強度をリアルタイムで見える化することで、アンテナの向きやルーターの配置などの調整をするときの非常に便利な機能です。

接続中のアクセスポイントを選択し、詳細情報からさらに「WiFi Link Analyzer」を選択することで起動できます。

WiFimanの便利な使い方

ルーターの設置場所の選定

WiFiの強度や安定性は、アクセスポイントが設置されている場所やアンテナの向きによって大きく変化します。

そこでWiFiの信号強度を確認するために「WiFi Link Analyzer」の使用をおすすめします。

場所によってアクセスポイントへの接続状態をリアルタイムで確認できます。例えば、手に持った状態で家の中を歩くことで、電波状況の確認が可能。

頻繁にネットを使用するリビングでは問題なくても、仕事に使用している書斎や趣味に使用している部屋に十分な電波が届いていないこともあります。その電波の強度を可視化して確かめることができます。

もし電波が届いていない場合でも、ルーターの設置場所やアンテナの向きなどを調整することで改善できる可能性があります。調整しながらリアルタイムで電波状況をリアルタイムで確認し、ベストな設置状況を探してみましょう。

ルーター設置位置やアンテナの向きを検討してもどうしても十分な信号強度を得られない場合は、中継器やメッシュといった機器を追加する判断材料にもなるので便利です。

※中継器とメッシュについてはこちらの記事にて説明しています。

WiFiのチャネル帯の分析と選定

WiFiのパフォーマンスを低下させる原因の一つとして、他のワイヤレス機器からの干渉が考えられます。例えば、別のアクセスポイントや機器のチャネル帯が同じだと悪影響を受けやすいとも言われており、可能であれば影響の少ないチャネル帯を選びたい。

その際に有効なのがチャネルグラフの活用です。

リアルタイムで近くのすべてのワイヤレス信号を感知してグラフィクスで確認できるので、干渉が少なそうなチャネル帯を選定することが可能。つまりその環境で一番良いパフォーマンスレベルが想定できるチャネルを選定することができます。

通常チャネルの変更や設定は、ルーターを通して行うことができます。

ネットワークの不正利用を防ぐ

Device Discoveryを確認することで、同じネットワークに接続されている機器がチェックできます。

もしリストアップされた機器の中に、知らない機器が接続されている場合は、第三者によって勝手に使用されている可能性があります。

こういった場合は、パスワードを変更することでセキュリティを強化してみましょう。

まとめ:WiFi環境の改善にはWiFimanをおすすめします

以上、WiFi環境をチェックするためのアプリを紹介しました。

改めて、WiFimanを使用することで、以下の分析が可能です。

  • ネットワークリストの確認
  • チャネルグラフの確認
  • 同じネットワークに接続されている機器の確認
  • 接続中のアクセスポイントの電波状況をリアルタイムで確認
  • スピードテストの実行

一方デメリットとしては、下記が考えられます。

  • アプリが日本語に対応していない
  • アンドロイドとiOSで機能に違いがある
機能AndroidiOS
Network List×
Channel Graphs×
Device Discovery
Speed Test
WiFi Link Analyzer×
参照元:https://blog.ui.com/2018/12/11/introducing-wifiman/

英語のみでしか使用できないデメリットがありますが、特に英語を読む必要はありません。したがって、実際に使ってみると見た目以上に簡単に使えます。広告等がないのも大きな特徴の一つです。

特に「WiFi Link Analyzer」はおすすめで、以下を実現したい人には特におすすめなアプリです。

  • 家のネットワーク環境を改善したい人
  • ルーターの置き場所に悩んでいる人
  • アクセスポイントのアンテナの向きを調整したい人
  • 特定の部屋の接続状況が悪く改善したい人

是非このアプリを使用してより良いネットワーク環境を構築してみてください。

以下にWiFimanのアプリのリンクを用意しました。興味のある人は是非試してみてください。

WiFiman
WiFiman
開発元:Ubiquiti Inc.
無料
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Hope you have a better day tomorrow!